豊田の家I邸 2009.3竣工

豊田の家I邸

2009.3

「定年後の人生を田舎で暮らそう」と考えられるご夫婦の家です。
以前ご依頼いただいた母屋の増築工事(離れ)として計画し、主に居間としての利用を考えています。
ご依頼主のご要望で、深い庇と濡縁を持った広い縁側持っています、抜群の陽当たりを生かしたくつろぎスペースです。
また屋根の瓦棒葺きは、将来の太陽電池の設置を前提に設計されています。

大切にしていること

このような小さい規模の建物(30坪以下)特有の悩みとしては、坪単価(約3.3㎡当たりの費用)が高くなる傾向がある事です。
場合によっては、同じ仕様の家でも坪単価が大きく上昇します。

予算上、建具に既成品引き戸や、外壁にサイディングを使用していますが、ムク材の建具や化粧梁を調和させ違和感なく仕上げています。

構造的性能は、どの坪単価の家でも同等の耐久性と耐震性(建築基準法の1.5倍)で考えており、サイディングにはどんな場合でも高耐久シーリングを使うなど普遍のポリシーで望んでいます。