弘西の家S邸 2010.12竣工 長期優良住宅

弘西の家S邸

2010.12

土地選びより参加させて頂き、紀伊駅近くにテニスコートが入るような広い敷地に設計させて頂く事になりました。

陽当たりそして眺望も良い敷地ですので、変にひねった特徴的な建物でなく素直で合理的な住みやすい家を目指しています。

南側に陽当たり良さをいかした居室を配置し、道路のある北側に玄関や洗面お風呂等の水周りを配置していますが、道路側もスッキリと生活感の出ないように設計をしており、存在感のある大きな茶色の塗壁で個性を演出しています。

内部は無垢の木材でナチュラルな仕上となっています、桧の大きな大黒柱をあえて見せることで構造の確かさを表現し、リビングダイニングの奥行き感を出しています。当事務所の定番である、布クロスと相まってやさしい落ち着いた空間となっています。

*当住宅は平成22年木のいえ整備促進事業から100万円の補助金を受けています*

協力施工店-有限会社小谷建設

大切にしていること

耐震性を大事にしています。

耐震の為このような事をしていますと、多くの工務店や設計事務所がピーアールしています。たしかに何もしてしていないよりは良いでしょうが、実際どの位の性能なのかを客観的に示す必要があると、私は考えています。

イメージでは無く、公的な数値で示すのが明確であり、それらが性能のすべてではありませんが、一つの大きな指標であることは間違いありません。

当事務所の住宅は、最高等級である耐震等級3をクリアできる性能を標準としています。
(簡単の言えば建築基準法の1.5倍の耐震性能を有する建物、詳しく言えば耐力壁が1.5倍あるという単純なものでなく、各所が所定の性能を発揮するように精密に検討されている建物)

また当事務所は、デザインだけに偏らず性能的にも優れたバランスの良い建物を信条としており、当住宅も数々の特典がある長期優良住宅の認定を受けております。