上田井の家T邸 2016.6竣工

上田井の家T邸

2016.6

耐震性、断熱性のすべてで長期優良住宅を上回る性能をもっています。
唯一、施主様のご要望として軒裏とダイニグの壁に木材のデザインを取り入れて欲しいとのご要望がありました。
全くの一からの様々な平面プランを施主様と検討しましたが、諸条件をクリアさせると以前に当敷地で住まわれていた、住宅とゾーニングが一致し苦笑〜奇をてらわず誠実で品のある家を目指しています。

外壁には当事務所で長い実績のあるシラス壁(塗り壁)とガルバリューム鋼板のサイディングを適材適所に組み合わせ、内装はタモのムク材と天井の桧製格子を中心に大工工事の集大成となっています。

協力施工店-有限会社小谷建設

大切にしていること

木造には白アリという天敵がいます、近年の家は十分な対策がなされている場合が多いですが「アメリカカンザイシロアリ」という外来種にはまったくの無防備です。地域がらこちらの建物は施主の要望で、構造材のすべてに防腐剤加圧注入を行っていますの心配なく暮らすことができます。

カットした木材を名古屋の工場まで運送し、注入加工して、また和歌山まで返送と費用のかかる方法ですが、一生有効な防蟻方法ですので有効な方法だと考えています。